北京留学あれこれ日記

~旅好き女子が中国に留学してみた話と帰国後のこと~

【消えたチケット②】騙されていない(と思うことにした)。

こんにちは、ハルです。

 

 

中国人の友達とトラブルになってしまいました。

 

簡単に言うと、ライブ五月天(mayday)というバンドのチケットを代わりに購入してくれた友達が、私のチケットを勝手に転売してしまったかもしれないのです。

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↓前回までの経緯はこちら。

chinaryugaku.hatenablog.com

 

 

 

 

荷物番号を確認

ネットで購入した荷物には全て番号が振られています

 

私は友達が私のチケットを転売してしまったと疑い始めていたので、自分で確認しようと思い、荷物番号を聞きました。

 

おそらくこの時点で、彼女も自分が私に疑われていると気づきはじめたと思います。

 

 

番号を教えてくれたので、信頼できる中国人の友達に荷物の配達状況を電話で確認してもらいました。

 

すると、チケットは12月のうちに既に大学に届いていた事が分かりました。

 

 

え、3月に買ってくれた友達に聞いたらチケットはまだ届いていないと言っていたのに…

 

 

 

「12月に大学に届いてたらしいよ」と伝えると、「メールが来なかったので届いていることに気がつかなかった」と言うのです。

 

メールが来ない?そんなことあるかな〜…

ますます疑惑が増します。

 

 

 

 

お金は返してもらった

彼女は私に疑われていると確信したはずです。

 

そして、彼女の方から「チケットが無くなったのは私の責任だから、お金は私が負担する」と申し出があり、とりあえず私が彼女に払ったチケット代と送料(575元)を返してもらいました。

 

 

金銭的な損失は無くなりましたが、モヤモヤが残ります。

 

私にとって重要なのはお金ではなく、彼女の言う事が本当か嘘か、ということです。

 

 

 

 

その後

お金を私に返したあと、彼女はこうメッセージを送ってきました。

 

 

お金は返したし、これで今回の件は終わり!

私たちは運がなかった。私のチケットも無くなったけど、私は闲鱼(メルカリのようなアプリ)で別のチケットを買ったよ。やっぱり行きたいならそうするといいよ。

 

結果的にあなたには申し訳ないことになったけど、最初は本当に善意でチケットを買うのを手伝った。今回のことがあなたの中国や中国人に対するイメージに影響しないことを願ってる。

バイバイ!👋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女はwechatでこう言い残し、

…なんと私をブロックしたのです。

 

 

 

 

 

ブロックまでする!?

後ろめたさが無いのなら、縁を切るようなことはしなくていいはずです。

 

 

 

 

 

 

 

いや、ちょっと待って

ブロックされてビックリしたと同時に、私の中で彼女に対する疑惑が確信に変わりました。

 

ブロックされても友達リクエストを送ることができるので、「ちょっと待って、私もまだ言いたいことがある」とメッセージを送ると、ブロックを解除してくれました。

 

 

ここからは、私も強気でいきました。

 

「この件は終わり」ってどういうこと?それはあなたが決めることじゃないし、私からしたらまだ終わってない。何も解決してない。

 

ブロックまでして何なの?私はあなたを責めたい訳ではいし、怒ってる訳でもない。事実が知りたいだけ。これ以上追求されるのが怖くて逃げたの?

 

 

私がケンカ腰で言うので、彼女も強気で言い返してきます。

 

何で私が逃げなきゃいけないの?私の方が怒ってる。私はあなたにお金を返して責任は取った。私にとっては大損なんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

でも、もし嘘でないとしたら?

冷静に考えると、もし彼女の主張が本当のことだとした、彼女の言う通り彼女にとって今回の件はデメリットしかありません。

 

自分のチケットもなくなり、どうにかならないかと駆け回った挙句私に疑われ、私のチケットまで賠償してくれて、…。

踏んだり蹴ったりです。

 

 

信じられない気持ち8割、もしかしたら本当なのかも?という気持ち2割。

 

 

 

 

中国人の先生に相談

もうどうしていいか、なにを信じていいか分からなくなり、先生に相談しました。

 

状況を説明し、wechatのやり取りを見てもらいました。

 

 

先生の意見は以下の通りでした。

・かなり怪しいけど、嘘をついていない可能性もゼロではない

 

・嘘をついていないとしたら、チケットを探した時のメールのやり取りを私に見せるなど、証拠を見せるべきだった。だから私が疑うのも無理はない。

 

・仲直りしたいと思うなら直接会って話せばいいし、どうでもいい友達ならこのまま会わなくてもいいと思う。

 

 

 

また、先生は「私ならどちらか分からなかったら、良い方だと考える(自分に言い聞かせる)」とアドバイスをしてくださいました。

 

 

 

この言葉を聞き、「友達に騙されてもいないし、疑ったのも悪いことではない」と思い、全て忘れることにしました。

モヤモヤしていましたが、話を聞いて頂いただけでスッキリしました。ありがとうございます。

 

 

直接彼女と会って話したいと思っていましたが、もうどうでも良くなり、忘れました。

 

 

 

 

その後彼女と連絡は取っていません。

友達を一人失ったのかもしれませんが、顔も覚えていないくらいの友達なので気にしないことにします。

 

真相は分かりませんが、色々と学ぶこともあったので良かったことにします。これも経験。

 

 

 

 

 

少なくとも最初は善意だったはず

もし彼女が最初からチケットを売って一儲けしようと考えていたら、私のチケットではなく自分で余分に購入しておくはずです。

 

つまり、少なくとも私がチケットの購入を頼んだ12月の時点では、完全なる善意で頼まれてくれた訳です。

 

私と連絡を取って「どの値段のチケットにする」とか「席はどこにする」とか、「天津に行くには北京南駅だよ、良かったら一緒に行こう」とまで言ってくれていたのです。

 

 

チケット紛失の真相は分からずじまいですが、面倒だったはずなのに購入を手伝ってくれた彼女に感謝しています。

もう伝える機会もありませんが。

 

 

 

 

 

学んだこと

まず、彼女にチケットの購入を頼みましたが、頼む相手を選ぶべきだったと思います。

 

同じ大学の学生であることは確かですが、関係が深い訳でもない相手にお願いしたのは良くなかったです。

 

購入の際に身分証番号が必要ですが、ライブ当日に照合がある訳ではない(買うときに必要なだけ)という事を知らなかったのもいけなかったですね。

 

仲のいい中国人の友達に相談するなどすればよかったです。

 

 

 

 

ライブはどうする?

ライブは諦めようと思いましたが、もともと行くはずだったのに行けないのは悔しいし、後々後悔すると思いました。

 

そこで、メルカリのようなアプリで出品されていたチケットを購入しました。50元(約850円)ほどもとの値段より高かったですが、良心的な値段だと思います。

 

 

よって、ライブには!!

行けます!!!!!

ご心配をおかけしました。

 

 

 

 

チケットが届いてみたら、こんな風にメッセージ付きでした。

「楽しんでね」というメッセージと、五月天の曲の歌詞が書いてあります!

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売ってくれた人(学生でした)のちょっとした粋な計らいが、これまでのゴタゴタと沈んだ気持ちをライブへの期待へと変えてくれました。

 

 

という事で、ライブを楽しみにHSKと中間テスト頑張ります( ˆoˆ )/