地元っ子と行く!武漢市でノープラン半日観光
こんにちは、ハルです。
中国周遊旅行もあとわずか。武漢に来ています。
ここ数日は良い天気で比較的暖かく快適ですが、夏はとっても暑いそう。
武漢は、南京、重慶と並び中国三大ボイラーと呼ばれています。ひえー🔥
武漢はもともと、武昌、漢口、漢陽という3つの街でしたが、のちに「武漢」として一つの街になりました。
今でもこの3つの地名は区の名前として使われています。
武漢育ち、武漢在住の生粋の武漢っ子の友達に案内してもらいました。
集合してから
「久しぶり〜!で、どこ行く?」
という計画性の無さながらも、彼のお陰でなかなか上手く周れたと思います。
- 黄鶴楼
武漢の観光名所として、まず上がるのが黄鶴楼。
と言うか、武漢人の友達が「武漢は旅行で来る街じゃない」と言うように、観光地という観光地が少ない印象。
(個人的には落ち着いてて、それでいて都会で好きです。)
一番の名所だからか、入場料も一般80元、学生40元と強気な値段。
つくと縁起がいいという鐘(有料)。
他の人がついているのを見ました。重そう。
こっちが正面。かっこいい。
なんとなく千と千尋みたい。
手前に鶴、亀、蛇がいますが、漢口、漢陽、武昌をそれぞれ見守っているという言い伝えがあるそうです。
黄鶴楼の中は、ちょっとした展示があります。
写真は最初の唐の時代のかたち。今と全然違う!
何度も壊れては再建を繰り返してきたそうで、それぞれの時代の黄鶴楼のミニチュアがあります。
今の黄鶴楼は1985年に再建されたもの。新しい。
一番上からの景色。
登るのは階段ですが、70歳以上と足が不自由な方のみ使えるエレベーターもあります。
こちら側の景色が特に綺麗。
長江と長江大橋、向こう岸まで見えます!
良い天気でよかった〜☀️
そのまま降りて、上から見た橋まで行きました。
- 長江大橋
アジア一の長さを誇る長江。
今の時期は水が少なく浅いですが、夏はもっと深くなるそう。
長江大橋は、歩いて渡ることもできます。
武漢の大学生の間では、長江大橋を一緒に歩くとカップルになれると言われているそうです(笑)
以前、南京にある長江大橋も歩いて渡ったのですが、ここは長江に架けられた最初の橋なんだそうです。
二段構造になっていて、下は列車が走ります。
数年前に出来たという赤い橋もあり、今建設中の橋もあるとか。
- フェリーで長江を渡る
码头というのが港の意味です。
行き先ごとに乗り場が違うので注意。
武昌から、向こう岸の漢口まで渡りました。
フェリーは2階建で、暖かい日は2階のデッキが人気です。
1階は席はなく、自転車や電動バイクを置けるようになっています。昔は車も乗れたらしいです。
私が乗ったのは普通のフェリーですが、観光船もあります。夜景が綺麗だそう。
- 漢口租界
上海の外灘に似た雰囲気です。
写真左は博物館、右はホテルとして使われています。
友達曰くこの辺り、長江大橋と並び、昔からの学生の定番デートスポットらしいです。
納得。
この辺りはショッピング街です。
武漢美術館(右)
博物館・美術館はほとんど月曜休みなので注意です。
この辺りはバスのみで、一般車両は入れないようになっています。
個人的には、租界から少し離れた下町のような場所が好きです。建物も低く、なんだか落ち着いた雰囲気。
- 古徳寺
私が行きたいと言ったので。
インドの雰囲気があるお寺。
教会のようです。
「地球の歩き方中国」には載っていない、割とマイナースポット(なのか?)。
チケット代、というよりお線香を買うというかたちでした。8元から。
メインの建物の反対側のこちらの建物には、人が住んでいるようでした。
興味があって行きましたが、見るところは少なく15分で出てきました。
友達も始めて行ったそう。
- 街歩きあれこれ
客引きの怖いキャラクターたち。喋ります。
…色々もうちょっと頑張ろう。
こんな青たぬきもいました。
こちらはまあまあ可愛い犬。
もうすぐ春節です。戌年なので。
作っていませんが、武漢の交通カード。
ワンピースのデザインとかもあるんですね。
ちなみに、広州や上海と同じく地下鉄にWi-Fiがありました。
とんでもなく紐が長ーい凧を飛ばしている人たちがいました(長すぎて飛ばしている人は写っていません)。
友達おすすめの地元の店で食べた牛肉麺。
「辛くないので」って言ったのに、それでも辛い!
武漢の料理も辛いものが多いらしいです。
武漢はレンコンが有名で、レンコンのスープや揚げ物が美味しそうでした。
また探して食べようと思います。
- まとめ
黄鶴楼の庭園はゆっくり見ていませんが、これだけを半日ほどで周れました。
武漢は暮らしやすそうな良い街だな〜というのが感想です。(夏の暑さを知らないので?)
春節で家族の集まりがあるにもかかわらず、案内してくれた友達に感謝です。