北京留学あれこれ日記

~旅好き女子が中国に留学してみた話と帰国後のこと~

愛犬との永遠の別れ

こんにちは、ハルです。

 

 

先々月、愛犬が天国へ旅立ちました。
オスのウェルシュ・コーギーで、名前はチャッピー。14歳でした。

 

私は留学中なので、8月末の留学出発の朝が最後となってしまいました。

 

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元気だった頃。カメラを買ってからたくさんチャッピーの写真を撮りましたが、これがベストショットです。

 

 

親バカですが、こんなイケメンなコーギー他に見たことがありません!我が家では「人間だったら福山雅治級のイケメン」と皆んなで言っていました(笑)

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はあ〜〜〜可愛い。

 

もう会えないなんて…。

 

 

 

2017年春

食べることが大好きで、ご飯を残したことなんてほとんどない食いしん坊。しかし、この時期から少しずつ痩せていき、元気がない日もありました。

 

 

2017年夏

病気でお腹に水が溜まっていたそう。手術をしましたが、病気は完全には治らず。水が溜まっていたせいでおデブに見えていましたが、実際はかなり痩せてしまっていたらしく、確かに顔も細くなっていました。

 

ここから少し回復したものの、私が8月末に中国へ旅立つ頃はまた弱っていました。

「1年待っててね。」と言って、後ろ髪を引かれる思いで北京に来ました。

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最後に一緒に撮った写真(カメラ見てくれない)

 

 

 

2018年1月

時々家族からチャッピーの様子を伝えてもらっていましたが、1月の後半、「あと1週間だろうと言われた」と連絡がありました。

私が冬休みの旅行で福建省の厦門(アモイ)にいたときです。

一緒に弱った動画が送られてきて、変わり果てた姿に心が痛みました。

 

 

そして、本当に約1週間後、家族からチャッピーが天国へ行ってしまったと連絡がありました。私は1ヶ月間の旅行の前半で、この時は広東省の珠海市にいたと思います。

 

家族みんなが仕事や学校で家を空けている間に、ひとりで旅立ったそうです。最初に帰宅した妹が見つけたそう。

 

 

 

 

 

 

知らされた時は、意外にも悲しいという感情は無かったです。実際に目にしていないため「実感がない」というのが本音です。

「本当に死んじゃったの?」と未だに信じられないくらい。

近くで見守っていた家族は苦しんでいる様子や亡骸も目にし、心が痛んだことでしょう。

 

 

最期に会えなかった、半年前に留学に来るために別れたのが最後だったと思うと、すごく残念です。

 

 

日本人留学生はほとんど皆んな冬休みに一時帰国していましたが、私は帰国しませんでした。

数日だけでも帰れば会えたのに。

半年待っていてくれたのに、帰ろうと思えば帰れたのに。

「ごめんね」という気持ちと、悔しさでいっぱいでした。

 

さらに、2018年は戌年で、2月半ばの春節に合わせて色んなところで犬の飾りやマスコットを目にし、旅行中何度も思い出しました…。

 

 

 

 

 

 

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チャッピーは私が小学2年生の時に我が家に来て、私が生まれて初めて飼う犬でした。

14年生きたので、私の今までの人生の3分の2を一緒に過ごした事になります。

 

父方母方の祖父母も4人とも健在で、身内の死というものを経験したことがない私にとって、愛犬の死は初めて死を身近に感じる機会となりました。

 

 

 

長期で家を空ける留学が、愛犬との永遠の別れることになるのは「留学あるある」なのかもしれません。

前期のクラスメイトの中にも、同じ経験をした人がいました。

 

 

犬の寿命は人間より短く、いつか必ず別れがきます。

家を出るときに覚悟はしたものの、やはり別れは辛いものです。

 

 

 

 

長生きしてよく頑張ったね。

14年間ありがとう。