こんにちは、ハルです。
厦門で初めてカウチサーフィンに挑戦しましたが、あまり上手くいきませんでした。
一応何事も無くて良かったものの、居心地が悪かったので家出しました。
しかし、これで懲りないのが私です。
広州で2度目のカウチサーフィンにチャレンジ。
今度は厦門での反省を生かし、工夫しましたが…。
中国人男性の家in広州
世界30カ国以上を旅したという、中国人男性の家。母親と一緒に住んでいるそう。
旅の話は面白そうだし、バックパッカーに対して理解がありそうだと思い選びました。
厦門でカウチサーフィンに失敗した私は、反省を生かし、このときは事前にホストについてリサーチしました。
方法は、以前泊まったことのある人と直接連絡を取り、どうだったか聞くことです。
カウチサーフィンのアプリ上で、そのホストを評価をしている人をクリックすると連絡を取ることができます。
たまたまその中に日本人の方がいたので、泊まった時の様子を聞くことができました。
すぐに返信していただき、「ホストはすごく良い人で、お母さんも手料理を振る舞ってくれた。」とのこと。
また「ただ水回りは綺麗でなく、女の子は大変かも」とアドバイスまでいただきました。
安心できましたし、シャワーなどについては他の中国人の家で体験済みなので大丈夫だろうとリクエストすることに。ありがとうございました!
この方法、とてもおすすめです。
カウチサーフィンではホストとゲストがお互いを評価しますが、相手に悪い評価をされないように実際より良い評価を書きがち。そのため、アプリ上の評価は完全に信用できるものとは言えません。
リクエストし、承諾してもらえたので広州に着くとすぐに彼の家へ向かいます。
着く時間を連絡したら、「その時間家にいないけど、お母さんがいるから入ってて」と言われました。
団地のようなところに住んでいました。
市の中心部から結構離れていて、住宅街という感じです。
着いたものの、団地の敷地内に入るには、セキュリティカードが必要です。当然カードなんて持っていないので、人が通るのを待って一緒に入りました(入れちゃっていいの?)。
彼の家がある棟を見つけましたが、またセキュリティカードが必要です。古い割りにその辺しっかりしています。
また住人が通るのを待って一緒に入りました。この時は全然人が来なくて、30分くらい待ったかも。
6階の部屋だったので階段で上がります。古いのでエレベーターなんてないです。上の階に住むお年寄りは大変そうです。階段は何故か濡れていて滑って危ないし。
6階に着いたものの、どの部屋か分かりません。表札なんてものはなく、部屋番号さえ書いてないんです。
6階の部屋は5つ。全部声をかけてみましたが、誰も出て来ません。しばらく待ってみましたが、諦めて外で待つことにしました。
外のベンチで待っていましたが、なんだか面倒くさくなってきました。
ホストはいつ帰ってくるか分からないし、夕方になるにつれて寒くなってきました。
お腹も減ったし、とりあえず食べ物と休む場所を求めて団地を離れました。
お腹を満たし、広州市内で便利そうな場所でゲストハウスを探してみました。
団地に戻るのも面倒だし、宿も予約できたのでカウチサーフィンはやめることに。
ホストに連絡したら、もうすぐ帰るとのことでした。しかし既に立地のよい宿を取ったので、今回は御縁がなかったということで。
直接会ってはいませんが、「道中気をつけて〜」とメッセージをくれました。良い人だったようです。
もう少しホストが早く帰ってきていたら、若しくは私がもっと遅く到着していたら泊まっていたはず。タイミングが悪かった。
(私の木が短い性格が現れた結果?)
時間に余裕がないなら利用しない方がいい
カウチサーフィンは、時間に余裕がある人がするものだと実感しました。
ホストとすんなり会えるとは限らないし、家に辿り着くまでに迷うことも多いだろうし、ホストと連絡を取り合うのも結構時間を取られます。
私はたっぷり時間があったし、広州には立ち寄ったくらいのつもりだったので、時間がかかっても平気でした。
しかし、限られた時間で旅行する人にはおすすめできません。
私がリクエストしたホストのように、中国の場合は団地やマンションに住んでいる人がほとんどです。一戸建てなんてほとんどありません。
その為、私が体験したように敷地内に入るだけでも一苦労。
同じような建物が並んでいるため、そのあと更に迷う事も多そう。
また、こういった団地は街の中心から離れている場合が多いです。立地の良いゲストハウスを探した方が、観光も効率的にできるでしょう。
では、カウチサーフィンはどんな人におすすめなのか
気長に待てる人
時間に余裕があり、かつ気長に待てる人にはカウチサーフィンはおすすめです。
私は気が短く、じっと待つのは苦手。すぐ諦めてゲストハウスを探し、ホストと会わないままとなりました(失礼ですね)。
待つことに対してストレスを感じない人の方が、上手くいく場合が多そうです。
地元の人の暮らしを体験したい人
ただ色んな人と交流したいなら、ゲストハウスに泊まった方がいいでしょう。フリースペースがあるような所を選べば、他の宿泊者と交流できます。
カウチサーフィンは、一種のホームステイです。家に泊めてもらい、運が良ければ一緒に食事をするなど地元の人の暮らしを体験できます。
こういった体験をしたい人におすすめです。
少数の人と深く関わりたい人
ゲストハウスの良い点はたくさんの人と交流できるところ。
一方で、カウチサーフィンはホスト(と場合によってはその家族)とゲストの1対1です。
ホストと深く関わる事になります。
「ら大勢でワイワイ」より「少数でじっくり」が好きな人に向いていると思います。
まとめ
今回は、カウチサーフィンに失敗したというより、「諦めた」「やめた」と言った方が良いかもしれません。
結果的にホストに会うことはありませんでしたが、色々と心配してくれました。
また機会があればチャレンジしてみたいですが、結構面倒…。
暫くはいいかな、と言うのが本音です。