北京留学あれこれ日記

2017年9月から1年間北京に留学。バックパックを背負って合計約100日間旅行し、中国20都市以上を訪れました。主に旅行、留学のことを発信します。顔はめパネルが好き。

江西省南昌市へ弾丸旅行!〜旅先で出会った優しい夫婦を訪ねて〜

こんにちは、ハルカです。

 

 

留学期間中、最後の連休は端午節

土日とくっついて、3連休でした。

 

連休はどこも混むのであまり出かけたくないのですが、どうしても会いたい人がいたので、

江西省南昌市へ行ってきました。

 

北京から1泊4日の弾丸旅行です。

 

 

 

南昌市

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南昌市は、江西省の省都です。

 

北京からかなり遠い…。

夜行列車で片道12時間かかりました。高速鉄道でも8時間ほどかかります。

12時間は乗ったことがあったし、節約のために往復共に鈍行の一番安い席で。

 

片道173元(約3000円)です。

日本でいうと、本州の端から端までくらい?

この距離を最安3000円で移動できるんだから、日本と比べたらかなり安い。

 

 

 

優しいおじちゃんおばちゃん

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混雑する連休に片道12時間かけてまで南昌へ行ったのは、半年前の旅行中に出会った優しいおじちゃんとおばちゃんに会いに行くため。

 

福建省の厦門に滞在中、金門島(台湾領)へ行くツアーに1人で参加しました。

その時同じツアーに参加していたこの夫婦がとても親切にしてくれて、その後も連絡を取り続けていました。

chinaryugaku.hatenablog.com

 

ずっと「機会があれば南昌においで」と言ってくれていて、いつか行きたいと思っていましたが、気付けば留学もあと僅か。

帰国直前の夏休みは四川省や雲南省へ行く予定なので、南昌には寄れないかもしれません。

 

そこで、最後の連休に南昌へ行くことを決めました!

 

 

 

北京西駅→南昌駅

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北京には3つの鉄道駅があります。

北京駅、北京南駅は使ったことがありましたが、北京西駅は初めて。

 

時間通りに出発。北京西駅は始発駅で、深セン行きの列車です。

 

隣の席のお兄ちゃんと色々話して楽しかった。先に降りていったけど。

周りの人で長距離移動の快適さが大きく変わります。今回はアタリ!

私の下手な中国語でも、広い中国では方言に聞こえるみたいです。「南の方の人かなと思った」と言われました。外国人と気づかれないので、一人での旅行も比較的安心安全です。

 

 

向かい合わせの、足も伸ばせない狭い座席で12時間。朝8時に南昌到着!意外といけるものだ。まだ若い。

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着いた!南昌駅かっこいい。

南昌には鉄道駅が2つあり、今回は南昌駅でした。南昌西駅は、主に高速鉄道です。

 

 

 

家にお邪魔しました

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南昌駅まで迎えに来てくれました。

半年ぶりの再会!嬉しい!

 

家は街の中心部にある南昌駅から結構近く、下町の団地という雰囲気。古くからの建物が多いエリアです。

近所の人たちとの付き合いも深いみたいで、おばちゃんたちは道端で会った知り合いと話していました。昭和の日本みたい。あったかくていいなぁ


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団地の外見は古く、エレベーターもないですが、中はとても綺麗に改装されています。

ここには20年前から住んでいて、おばちゃんの勤め先から割り振られた部屋らしい。

 

大きな川を挟んだ反対側は新しい高層マンションが立ち並ぶエリアで、息子さん家族はそちらに住んでいるそう。

 

 

 

夜行だったのでシャワーを浴びさせてもらい、朝ごはん。

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端午節なので、粽子(ちまき)や鸭蛋(塩辛い鴨の卵)などを食べます。

茶色の卵はおばちゃんお手製の茶叶(お茶の葉などと一緒に煮た鶏の卵)です。

焼きそばみたいなのは、南昌名物の米粉(ビーフン)

お粥も、水分の多い北方のお粥とはちょっと違いました。

 

私が来るので、南昌名物を色々用意してくれたんだろうな。ありがとう。

 

 

 

市内観光

北京-南昌は片道12時間と移動時間が長く、帰りはちょうど良い時間の列車がなかったため、3日の休みでは滞在時間がほぼ1日しか取れませんでした。郊外の山には行けないので市内観光。

2日間で色んなところに連れて行ってもらいました!

 

 

縄金塔

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江南の伝統的な建築で、古くは元の時代に建てられた塔。隣には道教のお寺もあります。

 

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この周りはお店が並ぶ観光地になっていたけど、静かでした。暑かったからかな?

 

 

 

滕王閣

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湖北省武漢の黄鶴楼湖南省岳陽の岳陽楼と合わせて、江南三大楼閣と言われます。

 

↓武漢の黄鶴楼は以前行きました!写真は最上階から見た長江。

chinaryugaku.hatenablog.com

 

 

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一番上からのパノラマ。

こちら側は旧市街。

 

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夕日が差して美しい。ちょっと千と千尋みたい。夜にはライトアップされます。

中国式の結婚衣装で記念撮影をするカップルもいました。

 

 

 

八一南昌起義記念館

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南昌と言えば、1927年8月1日に起きた南昌起義。1957年に開館された記念館があります。

色々展示されていました。

隣の建物は当時のままですが、修復中でした。

 

 

 

八大山人纪念馆

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明〜清の時代の画家、八大山人の記念館。

明朝の皇族だけあって、保存されている家はとても豪華。庭園も広い。

 

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記念館には本物の作品もあります(警備が厳重だった)。

全然知らなかった。勉強になりました。

 

 

 

賀龍指揮部跡

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南昌起義の旧跡の一つ。滕王閣の近くにあります。
中国人民解放軍を率いた賀龍の一生についての展示があります。

 

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南昌起義の宣言が行われた講堂。

高校の世界史で習ったはずですが、こういうところに行くと知らないことだらけで無知を痛感します。

 

 

 

秋水広場

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ツインタワー🏙

 

本当はものすごい噴水ショーが観れるはずだったのですが、6月いっぱい工事でした。しょうがない。

でもビルのライトアップショーが見れました。すごかった。

 

 

 

八一広場

この広場は70年代頃まで、中国国内で北京の天安門広場の次に大きい広場だったそうです。

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ここは噴水ショーやってました。

終わりがけに到着。

 

南昌起義のあった8月1日にちなみ、南昌には「八一」という地名が色々あります。この広場や、道路の名前など。

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南昌観光は「红色旅游(赤色旅行)」と言われるくらい、南昌起義関連の観光地が多く、それを目当てにやってくる中国人観光客が多いです。外国人は少なかった。

八一広場のライトアップも全て赤色。

 

 

 

地球の歩き方には南昌起義記念館と滕王閣くらいしか載ってないし、中国人に「南昌に行く」と言っても「何しに行くの?」と言われましたが、

南昌色々あるじゃん!!

もう1日あれば山に行けたので、意外と楽しめる場所です!

 

 

 

 

 

ごはん

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火鍋!

私のために辛くないものにしてくれました。

 

 

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黒糖をかけたゼリー

名前は忘れたけど美味しかったです。

 

 

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南昌料理?のお店

白いのは白糖糕というこの辺りのお菓子。

 

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雰囲気もとても良かった!

 

 

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おじちゃんの手料理。

中国では男性も料理をする家庭が多いです。

魚は川魚だけど、日本の味っぽかった。美味しい。

 

 

南昌の料理はとても辛いですが、辛いのが苦手な私のために色々と考えてくれました。

 

 

「食べて食べて!」とどんどん出てくるので常にお腹がいっぱい、まだ減ってないのに次のご飯を食べる。

「若いんだから!食べれるでしょ♪」って。

 

これが中国流おもてなし。どれも美味しかったけど苦しかった…有難い(笑)

 

 

 

 

おじちゃんの写真

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おじちゃんは定年まで、国営企業に勤めていたそう。社員旅行で日本に行ったことがあるらしく、色々と写真を見せてくれました。

 

・店の前に食品サンプルがあって、日本語がわからなくても注文しやすい

・旅館の料理の一人用鍋(中国では鍋=みんなでつつくもの)

・漢字だから日本語だいたい読める!

・皇居も富士山も行ったことがない日本人の私にびっくり

・日本の古い民家が好き

などと言っていました。

 

タイやマレーシアに行った写真も見せてくれました。色々行ってるんだね。

昔は社員旅行が多かったけど、私と出会った厦門の時みたいに、定年後はおばちゃんと毎年夫婦で旅行しているそう。

そういうのいいね〜羨ましい❤️

 

 

 

 

おばちゃんのダンス

おばちゃんは公務員だったそう。

定年後は趣味でダンスを習っています。(中国のおばちゃんあるある。)

 

教室は家のすぐ裏にあり、この日は数日後の発表会のリハーサルだと言うので見学させてもらいました。

 

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リハーサルなのでお揃いの衣装も着て。

 

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何回も聞いたから歌覚えちゃった。

 

先生は大学の舞踏学部を卒業したプロらしい。

確かに凄かった。本番間近ということもあり?けっこう厳しめ。

 

ほとんどが定年退職したおばちゃんたちなので、一番若い人でも50歳、上は70代半ばだとか。

(中国では基本的に女性は55歳、男性は60歳で定年)

 

リハーサルの割に「大丈夫か…?」というところもありましたが、おばちゃんたち、頑張ってました。

中国のお年寄りは元気だ。

心が若いと思う。みんなスマホ使いこなしてるし、私も履かないようなミニスカートのおばちゃんとかもいた。

 

 

私はと言うと、途中から取りまとめてる「お局様系」のおばちゃんに指示されて、スマホで動画を撮る係をしました。はい、仰せの通りに撮りますよ。

色んなタイプのおばちゃんがいるようだ。

 

日本人だと言うと興味を持ってくれて、色々と話したおばちゃんもいます。一番若い人だったようで、私と同い年の息子さん(カナダに留学中)がいるとか。

 

 

 

 

最後の最後まで

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色々連れて行ってもらって、(これでもか!と言うほど)ご飯もご馳走になって、泊めてもらって、たくさんお世話になりました。

 

最後は駅まで送ってくれて、ホームまで付き添ってくれました。

(知らなかったけど、チケットを見せれば付き添いの人もホームに入るチケットを買えるらしい。1元。)

 

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(上:自分で買ったチケット、下:追加で買ってもらったチケット)

私は節約のために帰りも12時間の硬座(寝台でなく座席)のチケットを買っていたのですが、

「硬座!?疲れるでしょ!寝台に変えなさい!」

追加料金を払ってくれて、寝台で帰りました…。自分で払うと言ってももちろん引くわけもなく、結局甘える事に。

 

12時間は私的には許容範囲なので(それ以上はさすがに寝台にします)、あえて硬座のチケットを買ったのですが…ケチったばかりにおじちゃんおばちゃんに更に負担をかけてしまいました。ありがとう。

 

結局この2日間、一度も自分の財布を出していません。

「車内で食べてね」とお土産も色々もらってしまいました。

 

至れり尽くせりとはこのこと。

ありがとうございます。

 

 

 

まとめ

中国の人のおもてなし精神は、本当にすごい。

 

旅先で1日一緒に過ごしただけの外国人に、ここまでできる日本人はどれくらいいるでしょうか。

こういう親切な人たちのお陰で、益々中国が好きになります。

 

おばちゃんがよく「有缘相识(ご縁があって知り合った)」と言いますが、こんな素敵な2人に出会えたご縁に感謝です。

 

 

…という、ちょっといい話でした。

 

 

お世話になりました!

いつか日本に来ることがあれば、全力でおもてなしします!!谢谢阿姨叔叔,我爱你们❤️

 

 

 

↓春節のときは、友達の家にお邪魔しました。色んな人にお世話になりっぱなしだ。

chinaryugaku.hatenablog.com