こんにちは、ハルです。
2018年7月、中国の内陸にある青海省を訪れました。
省都の西寧市からゲストハウスで知り合った人たちと車をチャーターし、中国最大の湖・青海湖へ。
その途中で平均標高4000mにもなる「日月山」に立ち寄りました。「山」とつきますが、日月山は山の名前ではなく地名です。
青海湖へはバスより車がおすすめ
西寧で泊まったゲストハウスで、大学生の2人組の女の子たちをつかまえ「一緒に青海湖行かない!?」と交渉。彼女たちも行く予定だったようで、翌日一緒に行くことに。
最初はバスで行くつもりでバスターミナルへ向かいましたが、そこで待ち構えていた客引きのおじさんに捕まりました。
話を聞くと、1人150元で1日車を走らせてくれるらしい。青海湖だけ行くつもりでしたが、色々と連れて行ってくれると言うので「怪しい…?」と思いながらも願いすることにしました。
西寧から出て高速に乗るくらいのところで見えたチベット仏教のお寺。
日月山の絶景
西寧からだいぶ離れると、車はひたすらぐねぐねとした道へ。目が回るのは道のせい…と思いましたが、軽い高山病でした。若干頭が痛い。
日月山では海抜3800mという看板を見ました。
富士山を超えた!!
頭が痛い訳だ。もっと高い場所もあります。
西寧から持ってきたパンの袋もパンパン。西寧の標高も2275mもありますが、更に上まで来た証拠。
どこまでも続く草原。黄色の部分は7月に見られる菜の花です。この後に行った青海湖では、湖と菜の花のコントラストが見られました。
チベットの飾り。
中に入るとお金がかかるとのことなので外から。時間もあまりないし。
飼育されている大きなヤクがいました。
地元の子供。5元でヤクの子供を抱かせてくれるとのことでしたがお断りしました。
ヨーグルト休憩
日月山を後にし、青海湖へ向かいます。
その途中で運ちゃんが「休憩」と言って車を停めました。こんなところで置いてけぼりにされたら命はない…と思った。(されないけど)
車を停めたところに大きなテントがあり、「ヤクのミルクで作ったヨーグルト食べて」と勧められる。砂糖をまぶしていただきました。美味しい。
器も綺麗。値段も言われず食べたので「どんな高額請求されるんだろう…」と思いましたが6元。思ったよりは良心的な値段。
ここの物価的に高いのだろうと思いましたが、こんな何もないところに住む人たちの貴重な現金収入なのだろうと思いながら払いました。
頼んでもないのに連れてきたってことは、運ちゃんとビジネスパートナーなのか?まあいいや。
大草原の超簡易トイレ
食べ終わると「しばらくないからトイレ行っとけ」と言われる。
道の反対側にあったのは、レンガを積み上げただけの超簡易トイレ。もちろん水洗ではない。
ドアもないので、女の子たちと交代で入口の番をしました。「トイレ1元」と書いてありましたが、お金を入れる場所もないし払ってません(笑)
車が出る頃になると、ヤクの群れがやってきました。さっきのヨーグルトはこの子たちのミルクだったのね。ご馳走さま。
まとめ
このあと青海湖へ向かいました。
バスで行っていたら日月山には立ち寄れなかったので、車チャーターにして良かったです。
運ちゃんへの支払いは後払いだったので「本当に1人150元かな…」と最後まで心配でしたが、本当に150元でした。
しかもゲストハウスまで送ってくれた。
青海湖からの帰りには砂漠と原爆博物館に寄ったので、また記事にしようと思います。