こんにちは、ハルです。
成都から昆明への移動は、いつも通り列車のはずでした。
お金はないけど時間はある!ということで、18時間の列車を予約していました。
しかし!
当日駅へ行ってみると、故障のため列車が運休となっていたのです…。
成都駅にて
8月2日のお昼に成都から乗って、次の日の朝には昆明へ着く予定でした。
18時間でしたが、北京→西寧のときに22時間の座席で移動した謎の自信から、寝台ではなく今回も座席を予約。
節約した!頑張るぞ〜と思いながら、駅でチケットを受け取りました。
しかし、駅構内に入って気がつきます。
「あれ、待合室に私の乗る列車番号がない…?」
電光掲示板を見に行くと「停运(運休)」…!!??
故障のため列車が運休となっていました。
なんでチケット発券できたんだ!その時に教えてよ!
払い戻し
仕方がない、もう一度チケットオフィスへ行って、チケットを払い戻します。
すると、払い戻しの窓口は同じ列車に乗るはずだった人たちで大混雑…!
おばちゃんに抜かされたりしながらも、なんとか払い戻し成功。周りの人は現金で返金されている人も多かったですが、私はネットで中国の銀行カードから払っていたので、自動的に銀行カードにお金が戻りました。
発券した後に運休のお知らせが来ていました。
遅いよ。
さあどうする?
この日は8月2日、列車に乗って8月3日の朝に昆明へ着くはずでした。
いつもなら「まあ成都でのんびりするか〜」となるところですが、今回はそうはいきません。
8月4日に昆明空港からミャンマーのヤンゴン行きの飛行機にどうしても乗る必要があったのです!!
列車は動く様子がないし、翌日も運休。
高速鉄道は動いていましたが、当然みんな考えることは同じ、チケットは完売していました。
翌日、飛行機で行くことも考えましたが、最安で1000元…。
飛行機で行くか、ミャンマーを諦めてフライトをキャンセルするか、2択を迫られていました。
1000元はきついけど、ミャンマーのビザで5000円払ったし、フライトのキャンセル料も考えると…。
一緒に行く?
そんなことを考えていると、払い戻しの列に並んでいた時に近くにいたお姉ちゃんに「あんたも昆明?一緒に車チャーターして行く?」と声をかけられました。
「行く!!」
即決です(実際には方言きつくて何言ってるか分からず理解に時間がかかった)。
既に私意外に2人おじさんもいて、4人で行くことに。
どこかへ何やら電話をかけるお姉ちゃん。
何言ってるかわからない。
「どうにでもなれ…昆明に着けたらラッキー。」
くらいのつもりで待っていました。
よく分からないけど、「行くぞ」と言われてついて行きます。駅の外へ。
コレに10分くらい乗って、待合所に降ろされました。
1人5元だったけど、もたもたしてたらお姉ちゃんが私の分まで払ってくれた。
ぼったくられた!
待合所は先に着いた昆明へ行く人でいっぱい。
駅っぽさは全くない。お店が並んでるところ。
ここでチケットを購入。1人350元と言われ、払いました。まあいいでしょう。
4人で車に乗って行くかと思ったら、バスで行くようです。
しかし、本来の値段は300元だったようです。
私たちをここに連れてきたおっちゃんが、1人あたり50元ぼったくって200元儲けたようです。
お姉ちゃんは激怒して喧嘩たけど、もう着けば何でもいいと思っている私は怒る気力もない。
結局50元は戻ってきませんでした。
チケット。ちゃんとしたバスターミナルでは購入の際にパスポートが要りますが、ここは不要。3時の便です(この時1時半)。
バスを待つ人たち。
ひたすら待つ
出発まで1時間半あります。1時間半で乗れる保証もありません。
ひたすら待ちます。
全くお腹減ってないし、お腹調子悪いからいらないって言ったのにお姉ちゃんが買ってくれました。
ありがた(迷惑)。
雨が降ってきたー
となりのお店の屋根に避難。
椅子出してくれて優しかった。
屋根は穴が空いてたけれども。
おじさんが私のバックパック持ってくれた。
お姉ちゃんのカバンももう一人のおじさんが持ってた。
「私たち、荷物持ってくれるジェントルマンたちと一緒でラッキーだったね」ってお姉ちゃん。
そう、こんな時もポジティブさを忘れない!
ありがとうおじさん。
やっと乗車
30分遅れで乗車。30分で済んで良かった。
思ったよりちゃんとしたバスが来た!
よかったー。中国にしては綺麗な方でした。
隣の席になったおじさんは白酒飲んでた。
20時間で昆明着
12時間の予定でしたが、運転手が寝る必要があるとかで途中で停まっていました(私も寝てたのでどれくらいの時間だったのかは分からない)。
やたら休憩が多かった。
それで1人あたり車内で20元プラスで徴収され、ぼったくられた分と合わせて370元となりました。
翌日昼の11時半に昆明に到着!
前日の15時半に乗ったので、結局20時間かかりました。
まあ列車でも18時間の予定だったし、休憩が多かったのでそんなに疲れなかったです。
北京→西寧のときの22時間の列車に比べたら楽勝楽勝✌️
宿へ移動
昆明のだいぶ北のほうのバスターミナルで降ろされました。昆明駅だったら宿に近かったのに…。
タクシーを呼ぼうとも思いましたが、どうせ暇だし意外とタクシーが高かったのでバスで行くことに。バスなら2元だからね。
お、久しぶりの2階建てバス!と、ちょっとテンションが上がる。
始発で人少ないのに、わざわざ2階の1番前の席に座りました。子供か。
1時間半ほどバスに乗り、15分ほど雨の中歩き(ちょっと後悔)、宿にたどり着きました!
ふー!!
まとめ
とりあえず昆明にたどり着け、ヤンゴン行きの飛行機にも間に合って良かったです!
今回ばかりは流石にちょっと焦りました。
一緒に行こうって声かけてもらえてよかった!
1日余裕を持って昆明に着くようにしていて良かった。本当に。
これからもギリギリは怖いので、何かあったら予定を変更できるようにプランを立てようと思います。
それではミャンマーへ行ってきます〜🇲🇲