こんにちは、ハルです。
中国の内陸、青海省の省都、西寧市には回族というイスラム教徒の人たちが多く住んでいます。
青海省全体ではチベット族が多いですが、西寧は省の一番東にあり回族が多い地域に近いことから市内は回族の人が目立ちます。
(もちろん一番多いのは漢族)
西寧には、中国で最も大きいイスラム教寺院の一つ、東関清真大寺があります。
行ってみました
入場料はかかりません。(寄付の箱は置いてあります。)
観光客も入れますが、イスラム教寺院なので女性は肌の露出は制限されます。
胸が見えそうな服、スカート、短パンの女性はそのままでは入れないので、隠すためのスカーフを借ります。
女性は注意してください。長ズボンで行くことをおすすめします。半袖は大丈夫です。
外観。大きい!
入るとこんな門があります。
中国じゃないみたい!観光客も多かったですが、回族の信者の方もたくさん。
私が行ったのはお祈りの時間ではなかったですが、お祈りで使うカーペットが準備してありました。
白いラインはお祈りの時に並ぶためのもの。
多いときは3万人もお祈りに集まるそうです。
宣教師?さんがイスラム教のお話をはじめました。
あまり詳しくは覚えてないですが、「人生只有一次(人生は一度きり)」とやたら何度も言っていました。聞いている人はみんな漢族のようです。
ぞろぞろとついて行く人たち
街中もイスラム教色
東関清真大寺の周りは、西寧の中でも特にイスラム教を信仰する回族の人が多いです。
男性は白い帽子(なんて言うんだっけ)、女性はヒジャブを被っています。
顔つきも少し中国離れしている人もいます。
飲食店も、イスラム教を表す「清真」と書いてあるお店が多いです。
蘭州ラーメンのお店が多い。美味しいです。
モスクの近くは特にイスラム教な雰囲気。
ちょっと観光客意識してる感もあったけど。
回族の女の子の小学校もありました。
回族の中学校も見かけました。
まとめ
街全体では、10人いたら3人くらいがイスラム教の回族の人という感覚。
やっぱり漢族が一番多いですが、これでもかなりの割合だと思います。
また、西寧にはイスラム教だけでなくチベット仏教の寺院もあり、坊さんも歩いています。
チベット文字もよく見かけます。
色々な宗教、民族が混ざっていて、今まで訪れた中国の他の街とは違った雰囲気が味わえました。