こんにちは、ハルです。
突然ですが、TEDxって知っていますか?
TEDは毎年カナダで行われるスピーチイベントですが、TEDxはTED本部からライセンスをもらって運営される、いわば「TEDのローカル版」です。
日本にいたときに少しTEDxの運営に関わっていたので、留学中に北京で開催されたTEDxを探して参加してみました。
北京のTEDx
北京は広いので、北京の中でもいくつかTEDxがあります。最初は北京の繁華街、三里屯で行われるTEDxSanlitunに参加しようと思いましたが、参加費がバカ高かった…確か日本円で2万円くらい!?手が出ませんでした。
中国の東大、清華大学のTEDxQinghuaUniversityは時期が合わず、望京という場所で行われたTEDxWangjingWomenに参加しました。
TEDxイベントにはWomen、Youth、Universityなどさまざまな種類があり、今回参加したのはWomenです。
ちなみに、TEDx公式サイトと微博でイベントを知りました。調べてもなかなか出てこなくて分かりづらかった…。
こんな感じに紹介されていました。
会場
2017年11月4日、北京の望京で行われました。
会場は798芸術区というアートが有名な観光地の近く。貸しスペースやお洒落なお店が集まるエリアの一角です。
受付を済ませ、会場に入ります。
水もTEDx
デジタルボードに参加者がサインを書いていきます。
2階も合わせて収容人数200ほどのホールでした。わくわく。
TEDxには毎回テーマがあります。
この時のテーマは”Bridge”でした。
TEDxお決まりのオープニング動画のあとは、世界各地のTEDxを紹介する動画。東京も出てきましたよ!
ホールの壁には登壇者の紹介パネルがありました。
トーク
8人ほどのスピーカーさんがトークを披露しました。
日本でもいくつかTEDxに参加したことがありますが、日本と比べて聞き手の拍手や反応が大きかった気がします。
この方は女性研究者の方。
専門用語が多くて正直あまり分からなかった…。
こちらの方は乳がんの闘病について。
「爱来了,癌走了」(愛が訪れて、ガンが去った)。ガンになって、周りの人の優しさに気づいたという内容でした。
「爱ài」(愛)と「癌ái」(ガン)をかけているんですね。
休憩時間は交流
TEDxはただトークを聞くだけでなく、参加者(パーティシパント)同士も交流する機会が作られます。
可愛いカップケーキを頂きながら他のパーティシパントやスタッフさんたちと交流。
すごい!
色々な人と感想を言い合ったりしました。私がトークの中で聞き取れなかったところを教えてくれたりしました。
当然外国人は私1人。珍しがって(?)いろんな人が声をかけてくれました。
「日本でTEDxをやっていた」とスタッフの方に言うと「よく来たね〜」と歓迎してくれました。
幸いなことに、なんとスタッフの1人に日本語が上手な方がいて、色々助けてくれました!ラッキー!
スタッフの中には学生もいて、私もスタッフやってみたいなーと話してみたり。
エンディング
最後はスピーカーとスタッフが舞台に上がり写真撮影。その後にパーティシパントも含めて写真。楽しかったです。
スタッフをやろうかとメールアドレスをもらって連絡したりしましたが、留学初期の私の語学力では厳しかったのと大学から遠かったこと、次のイベントは私が帰国してからの予定だと聞き結局スタッフをやることにはなりませんでした。
でも、日本でTEDxの運営をしていたので、中国でも同じTEDの精神を持ってTEDxをやっている人たちがいると知り、なんだか嬉しかったです。
聞き取れなかった部分は後日公開された動画で復習しました(笑)
まとめ
世界中で開催されているTEDx。それをちょっと体験できて良かったです。
この後にもう1つ天津で行われたTEDxのYouthイベントに行ったのですが、運営が中学生〜高校生ということもあり(?)、私が知る限りでもTEDから指定されているルールをかなり破っていました…。
それを思うとTEDxWangjingはルールに沿って高いクオリティで行われていたと思います。
字幕が付いたものも多く語学の勉強にもなるので、動画サイトなどで中国のTEDxトークを探してみるのも良いかもしれません。