こんにちは、ハルです。
2019年9月、台湾の新北市にあるエコストロー専門店「QC館」を訪問しました。
※2019年9月末に高雄市へ移転
エコ意識が高い台湾
プラスチックストロー規制
台湾では2019年7月から、店内でのプラスチックストローの提供が法律で禁止されています(テイクアウトはOKだが今後禁止になる予定)。
そのこともあって、エコストローの需要が高まっています。
台北のカフェでは紙のストローが提供されました。
マクドナルドのドリンクはストロー無しで飲めるようになっていました。カップ自体も、以前のものよりプラスチック使用量が少ないそうです(紙カップでもプラスチックは使われている)
街中で見つけたエコ
台湾ではプラスチックストローが規制される前から、レジ袋が有料化されています。他にも日本と比べてエコな取り組みがたくさん。
セブンイレブンも「ストロー提供しません」
ドリンクスタンドではビニール袋が有料なのはもちろん(白ステッカー)、マイボトル持参だと割引があります(緑ステッカー)。タピオカなど増量が無料になる店も。
袋が有料なので、日常的にドリンクスタンドを利用する人は専用のホルダーを持っていました。お土産やさんでもいっぱい売っていた。
ストロー以外にも、ごはんやパンをテイクアウトするときのエコ袋まで売っていた。
エコストロー専門店「QC館」
台北からバスを1回乗り継いで新北市へ。
エコストロー専門店「QC館」は、閑静な住宅街の一角にありました。
2013年にオープンしたそうですが、私が訪れた数日後に高雄市へ移転しました。
オーナーさんは高雄の出身。地元に規模を拡大した店をリニューアルオープンすると話していました。新しいお店も行ってみたいです。
「日本から来た」と言うと、とても喜んでくれて色々お話を聞かせてもらえました。
店内には様々な種類のエコストローがズラリ。
「環保吸管(エコストロー)」の文字も見えます。
プラスチックストローが規制されてからはメディアで取り上げられることも多くなったそうで、日本のテレビでも紹介されていました。
私がこのお店を知ったのもテレビ。
こちらはお店で一番人気というステンレスのストロー。長さや太さが色々。先端が尖っていたり、飲みやすいように曲がっていたり、組み替えて橋としても利用できるものまでありました。
こちらはガラスのストロー。かわいいカメの装飾がついています。🐢
内側が見えるので洗い残しがなく衛生的。そのため小さな子供のいるお母さんに特に人気だそうです。
ステンレスやガラスのストローは、日本やドイツから輸入した質の良い材料を使って台湾で生産されているそう。
木や竹のストローも少しありました。
ストロー以外にも、エコバッグなど他のグッズも置いてあります。このエコバッグはオーナーさんがデザインしたらしい。
同じくオーナーさんデザインのTシャツと曲がったタイプのステンレスストローを購入しました。
▼タピオカ用とまっすぐのストローは新竹のガラス工場を見学した時に買いました。
木の歯ブラシもある。
QC館のエコストローは、台北市内の雑貨屋でも委託販売されています。環境保護のイベントなどでも販売しているようです。
見送ってくれました。
オーナーさんは、物静かながらも熱い思いを持った方でした。帰国後も仲良くさせてもらっていて、今は商品パンフレットの日本語訳を手伝っています(日本でも委託販売を始めたいそう)。
まとめ
現在は台湾第二の都市・高雄へ移転したQC館。高雄を訪れる際はぜひ足を運んでみてください。
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