こんにちは、ハルです。
台湾旅行中、新竹市へ行きました。
目的は「春池玻璃(春池ガラス)」というガラスの会社の工場見学に参加すること。
中国語のみでしたが、面白かったです!
新竹市はガラス産業が盛ん
新竹市は台北から見て南西にあります。台北から日帰りも可能でしたが、せっかくなので1泊して夜市など観光もしました。
新竹市はガラス産業が盛んです。日本統治時代にガラス産業の拠点となり、最盛期の1960-80年代には世界で生産されるガラスの8割が新竹で生産されていたのだとか!
今もその名残があり、ガラス関係の会社が多くあります。
最近はIT産業も盛んだそうで、日本企業も多く拠点を構えています。
春池ガラス
春池ガラスは、台湾最大規模のガラス加工会社です。使用済みの瓶などを砕いてリサイクル加工しています。旭硝子や日本電気ガラスなど、日本企業とも取り引きがあるそう。
ちなみに「春池」というのは創始者の吳春池さんの名前です。
▼台湾の番組で紹介された動画
工場見学申し込み
工場見学は電話で申し込みました。
メールアドレスも書いてありましたが、私は1ヶ月台湾に滞在予定だったので、台湾に着いてから電話しました(SIMを買っていて良かった)。人数と日時を伝え、申し込み完了です。
台湾に着いてから見学まで時間に余裕が無い方は、メールで申し込むと良さそうです。
申し込みは春池玻璃 Spring Pool Glass Official Site | 觀光工廠から。
ちなみに蔡英文総統も春池ガラスの工場見学に参加したことがあるそうです。
見学当日
宿泊したのは新竹駅の近く。工場まで行くにはバスは不便だったので、Uberで行きました。
参加費は1人150元。支払ってチケットをもらいます。
チケットには工場見学の最後でお土産を買うときに使える150元分のクーポンが付いていました。買い物で使えば実質無料!
最初に案内された部屋。壁は砕いて加工されたガラスで模様が描かれていました。
賞状がずらり。
待っている間にお茶を出してくれました。会社の製品というグラスがおしゃれ。
参加者は私たち以外に、おじさんおばさんたち(もちろん台湾人)が10人程。人数が多かった回のようです。
まず動画(本記事冒頭のyoutubeの動画)を観て、そのあとスタッフの方が事業説明をしてくれました。
ガラス加工のほかに、防音素材や燃えにくい素材も開発・販売しているそうです。
実際に触らせてもらえました。バーナーで火を当ててるのに、裏側は全然熱くない!
2階へ移動します。部屋を出た外の壁の絵もガラスでできています。
近くで見るとこんな感じ。
桃園空港にも春池ガラスが手がけた壁画があるそうです。
2階では実際に砕いて加工したガラスを触ることができます。緑色はビール瓶。
会社の歴史の紹介
台湾のガラス産業の歴史
加工の過程
色々な商品
工場見学
熟練の職人さんたち。一人一人写真もあります。
職人さんたちが分業で作業しています。
色々と解説してくれました。
こちらの瓶は、今は生産されていない製品らしい。
ギャラリー兼お土産屋さん
どれも綺麗で素敵
ビールを飲むコップ
ガラスのストロー
台湾では2019年7月1日から店内利用でのプラスチックストローの提供が禁止されています(今後テイクアウトでも禁止になるそう)。
マイストローを持ち歩く人が増えたので、春池ガラスでもストローの生産を始めたそうです。
チケットについていたクーポンを利用してストローセットを買いました。吹きガラスで作った一点もの。タピオカ用と普通のストローにブラシと布袋も付いています。
買ったストローはその後の台湾旅行で大活躍!帰国後も使っています🥤
▼台湾のタピオカドリンク
まとめ
中国語のみだったので時々分からない部分もありましたが(後で聞いたら丁寧に教えてくれたのでほぼ理解できました)、とても面白かったです。
追加料金を払うと吹きガラス体験もできます。(私たちはバックパック旅行だったのでやりませんでした。)
お得で楽しく、勉強にもなるので、中国語が分かる方はぜひ参加してみてください。
今回の台湾旅行は、工場見学を含め色んな体験をすることができました。
▼台中へ行ったらこれもおすすめです。