新年快乐!!
こんにちは、ハルです。今日は旧正月、春節です。
中国で一番大きなイベントと言えば、間違いなくこの春節。
毎年多くの人が故郷に帰り、家族と一緒に年を越します。
私も、南京の友達の家にホームステイさせてもらっています。
- 春節っていつ?
旧暦の1月1日のため、毎年日にちが変わります。2018年は2月16日です。
年によっては1月、3月になる時もあります。
春節前後の1ヶ月ほど、故郷に帰る人が多いです。そのため、春运(春運)という帰省ラッシュが起こります。
期間中に20億人が大移動すると言われています。
(往復もカウントしているので中国の人口を超えちゃってますね)。
日本の帰省ラッシュの比ではないです。窓から列車に乗り込んだりするらしい…。
また、この期間に旅行へ行く人も多いため、日本でも中国人観光客が増える傾向にあります。
去年の春節は名古屋のゲストハウスで働いていましたが、やはりいつもに増して中国人の宿泊客が多かったです。
- 大晦日は家族揃って食事
家族はお父さん、お母さん、友達、帰省しているお兄さん。
そこに私も入れてもらって、5人でごはんを食べました。
お母さんが腕を振るった料理は、どれも美味しかったです!
大鱼
長い魚なので、長寿を願うという意味があるそうです。年越しそばみたい。
鲫鱼
大晦日に作って食卓に並べますが、当日は食べません。
新年を迎えてから食べるそう。
肉圆
春節の時だけ食べるという揚げ団子。
お肉と大根とかが入っているそう。たこ焼きの味ににています。
武漢で売っていたのは大きめでした↓
- 爆竹
この時期、日本でも報道される爆竹のすごさ!
を体験するかと思いきや、とても静かで穏やか。
都会の住宅街なので、規制が厳しいためだそうです。遠くで鳴っているのが微かに聞こえたくらい。
しかし、お母さんの実家のある田舎では、今でもかなりすごいとか。
今北京の大学にいる友達は、「学校の周りが花火大会みたいだった」「うるさくて寝られなかった」などと言っていました。
大学は北京の中でも外れの方にあるためでしょうか?
爆竹の程度は場所によるようです。
- 春節の飾りつけ
街でよく見るこういった飾り、やっぱり家でも飾るんですね。
これは「福」という字が逆さになっていますが、これで正しいのです。
「福到了(福が来る)」という意味だそう。
玄関も飾りつけしました。日本と同じで、やはり入り口は大事なんですね。
あとは、戌年なので犬の切り絵を飾ったりもします。
- 红包(お年玉)
中国にもお年玉のようなものがあります。
赤い封筒に入れて、お金を渡します。
働いている人がそれ以外の人(子供、学生、退職した両親など)に渡すもの、仕事をしている人は貰えない、と聞いたことがありますが、既に仕事をしている友達とお兄さんも貰っていました。
そして居候の私まで頂いてしまいました…。
- 春节联欢晚会(春晚)
夜は、紅白歌合戦のような番組を観ます。
歌と、ダンスと、新喜劇が交互にあります。
北京のメイン会場をはじめ、貴州、珠海など全国で何箇所かの会場があるようです。
紅白に似ていますが、さすが大国の一大イベント。
「オリンピックの開会式か!」
というくらい、ド派手でスケールが大きいです。
戌年なので、犬にちなんだコーナーも。
赤一色です。
台湾出身の人気歌手周杰伦(J Chou)も出演。
私の大好きなアイドルグループTFBOYSも!!💗
新喜劇みたいなコント!!
新年から笑いましょうってことなのかな〜
最後は「ちょっといい話」っていうオチが中国らしいと思いました。
漫才も。
中国にも漫才があるとは知りませんでした。
- SNSで新年の挨拶
大晦日から春節にかけて、SNSも新年の挨拶で溢れます。日本でもやりますね。
グループや個別でメッセージを送ったり、タイムラインに書いたり。
微信(wechat)はメッセージだけでなくお金の送金もできるので、アプリ上で红包(お年玉)を送ったりもします。
時代は変わったものです…。
- 春節当日
一番盛り上がるのは、大晦日。
春節当日は、家族と穏やかに過ごします。
家族揃って南京の名所の一つ、玄武湖へ散歩に行きました。
庙会といって、お寺に初詣のようなものに行く人もいるそうです。
- まとめ
日本と違うところ、似ているところが色々見れて、とても面白いです。
とっても親切にしてくれる友達家族には、感謝してもしきれないほど良い経験をさせて頂きました。
何かお礼がしたいなと考えています。