こんにちは、ハルです。
先日、中国は新疆ウイグル自治区のウルムチを訪れました。
世界で最も内陸にある都市と言われるウルムチ。なんと、最近地下鉄が開通ました!
ウルムチは、地図上の位置からは想像がつかないほど都会でした。
※この記事の情報は2019年9月時点のものです
2018年10月開通
ウルムチの地下鉄は、2018年10月25日に営業を開始しました。当初はウルムチ空港から八楼という駅までの12駅で営業スタート。
2019年6月、1号線が全駅営業開始
2019年6月には三屯碑駅まで、地下鉄1号線の全21駅が営業スタート。八楼駅までではかなり中途半端だったので、便利になりました。
ピカピカの地下鉄に乗車してみた
空港から市内へ向かう際、地下鉄で移動しました。国際空港駅からの始発は7:40とゆっくりめです。
中国は全国統一で北京時間を採用していますが、ウルムチはかなり西にあるので実際には北京と1時間以上時差があります。そのため街が動き出す時間も遅めなのです。
▲1号線の時刻表はこんな感じ。
中国の他の街と同じように、乗車前に荷物検査があります。ベルトコンベアに荷物を乗せました。スプレー式の日焼け止めが引っかかったものの、説明したらOKだった。
荷物検査を通過して進みます。始発だったのもあり人が全然いない。貸切状態です。
改札に到着。欢迎(歓迎)の文字が。
チケット販売機。中国語、英語、ウイグル語があった気がします。中国語を選択。
距離で値段が変わります。最大7元。私は空港から新疆图书馆までで5元でした。バスが1乗車1元と思うと高いですが、仕方がないですね。
支払いは現金か専用のアプリのみ。wechatpayやAlipayは使えないようでした。
すごい装飾。綺麗。
駅ごとにテーマがあり(テーマがない駅もある?)、この国際空港駅は「天山雪莲」がテーマだそう。
後ろの赤い部分はモニターになっています。動画や画像が色々映され、共産党スローガンも…。
八楼駅のテーマは「丝绸之路(シルクロード)」だそうなので、行ってみてください。私は行けず残念。
チケットはカード式。かわいい。
中国の地下鉄のチケットは、カードかコインの2パターンありますね。例えば北京はカード、南京はコインだった気がします。
車内はこんな感じ。特に変わった感じはありません。始発なので人がいませんが、途中でたくさん乗ってきました。
車内アナウンスは「中国語→ウイグル語→英語」の順で流れます。駅名などもウイグル語表記もありました。
今後路線が増える予定
現在は1号線だけですが、今後路線が増えていくそうです。2030年までに10路線ができる予定なんだとか。楽しみですね。
お酒は持ち込めない
ウルムチ地下鉄に乗車する際、お酒は持ち込めないので注意しましょう。
知り合った日本人の友達がお土産に新疆ワインを買っていましたが、なんと地下鉄はアルコール持ち込み禁止。
中国の他の街ではここまで厳しくない気がします…。仕方がなくその場で開けて少し飲んで捨てたそうです。気の毒に。
お土産にお酒を買う方は、バスやタクシーでの移動にしましょう。
まとめ
ピカピカのウルムチ地下鉄。便利で快適でしたが、バスは1乗車1元と安いし路線も多いので、移動のメインはやはりバス。
地下鉄がある区間で比較的長距離移動なら、乗ってみるのも良いかもしれません。
今後は更に便利になるようなので、また行く機会があれば街の変化を見てみたいと思いました。