こんにちは、ハルです。
四川省の省都、成都にいます。
成都から東チベットの色達(ラルンガルコンバ)へ行くつもりだったのですが、外国人は行けなくなっていました。(2017年7月現在)
↓場所はここ。成都からバスで十数時間かかります。
こんな景色が見れるんです!
チベット仏教のお坊さんの学校です。
中国語で色达喇荣五明佛学院、チベット語ではラルンガルコンバというところです。
行きたかった理由
北京で留学中、基本的に留学生のみのクラスでしたが、1人だけ中国人、チベット族のクラスメイトがいました。チベット族の人たちはチベット語を話すので、中国語(普通語)を勉強しに来ていたのです。
そのクラスメイトはチベット仏教のお坊さんで、色達で2年ほど仏教の勉強したことがあると言っていました。
もともと色達の存在は知っていましたが、話を聞いて更に行ってみたくなり、今回の旅程に組み込みました。
赤色の絶景が見られるのももちろん行きたかった理由の1つです。
バスのチケットを購入
外国人は行けないとは知らず、バスのチケットを購入しました。色達行きのバスは成都の茶店子客运站(茶店子バスターミナル)から出ています。
前日にバスターミナルへ行き、無事チケットをゲット(後で行けないと分かり払い戻すことになるのですが)。
263元(約4500円)。
平均12時間(長いと18時間くらい)の距離です。
宿を予約
「色达蓝石头国际青年旅舍」というゲストハウスを予約しました。去哪儿旅行という中国語のサイトから予約しました。(booking.comには載っていませんでした。)
色達のバスターミナルから近く、評価も良く、オーナーの方が親切とレビューがあったのでここにしました。
行けないことが発覚
どうして外国人は行けないことが分かったかというと、予約したゲストハウスの方が電話で教えてくれたからです。
その後wechatでやり取りし、色々教えて頂きました。
ゲ「中国人?」
私「日本人です、外国人も泊まれるよね?」
ゲ「色達まで来たら泊められるよ、でも検査があって外国人は色達に来られないかもしれない、中国人の身分証が必要。」
色達へ行くには中国人の身分証が必要になったとのことです。
つまり、外国人は入れない。
外国人がチベット自治区へ行くには申請して通行証を発行してもらう必要がありますが、色達も同じような扱いになったということでしょうか?
(色達は東チベットとはいえ四川省なので、以前は外国人も行くことができました)
でも、私は日本人の方が以前色達へ行ったブログを見ていたので、「日本人が行ったってブログで見たんだけど?」と聞いてみました。
ゲ「去年から検査が始まった、翁达というところで検査があると思う」
私「あ、私が見たブログは2016年(2年前)のだった…。」
ゲ「2016年はまだ外国人も入れたんだ。」
私「じゃあ今は(色達に)外国人いないの?」
ゲ「とても少ない。」←たまにいるのは身分証を偽装するとかして検問を潜り抜けて来たのか?よく分からない。
私「じゃあ行かないことにします。教えてくれてありがとう。」
その後宿のキャンセルの手続きをしました。
友達に報告
行くと決めてからチベット族のクラスメイトが色々とアドバイスをくれていたので、行けなくなったことを報告しました。
彼が言うには、情勢によって外国人にも解放したり立ち入りを制限したりするようです。
何年かしたらまた行けるようになるかもしれないので、タイミングが合えばいつかリベンジしたいと思います。
バスチケット払い戻し
片道1時間かけて、バスターミナルへチケットの払い戻しに行きました(オンラインでは不可)。
手数料10%取られましたが、90%は返ってきて一安心。当日だったら返って来なかったかも?
ちなみに払い戻しはチケットカウンターではなく、まず総合サービスカウンターみたいなところへ行きます。
そしてチケットとパスポートを渡し、「10%(手数料)」とハンコを押してもらいました。
「あっち」と教えてくれるので、払い戻し専用のカウンターへ行き、またチケットとパスポートを渡せばオッケーです。
まとめ
行けなくなったのは残念ですが、標高4000m以上の上に気温も低く、服も足りなかったので(重ね着して乗り切るつもりだった)行けなくて良かったかもしれません(?)
いつか行けるようになったら、ちゃんと装備してリベンジしたいです!
色達に行けなくなって成都で延泊したことで仲良くなった人もいるので、良かったことにします!一緒に火鍋を食べました〜
めでたしめでたし。