こんにちは、ハルです。
北京を訪れたことがない人でも、天安門の毛沢東の肖像画のイメージは強いのではないでしょうか。
しかし、1年に2回だけ、毛沢東と向かい合わせで孫文の肖像画が現れるのです。
労働節と国慶節
5月1日の労働節(メーデー)と、10月1日の国慶節の2回です。
孫文の肖像画が出るだけでなく、天安門広場は花で飾られ、天安門も祝日仕様の飾りが付けられます。
白い軍服の軍人さん、何時間立ってるんだろう。お疲れ様です。
こんな感じ
かなり大きいです。
高さ6.5m、幅5.2m、重さ2トンもあるそう!
毛沢東と孫文が向かい合わせ
天安門にある毛沢東の肖像画の真向かいに孫文の肖像画が設置されます。
毛沢東は中華人民共和国の建国の父、孫文は中華民国の建国の父。
この2人が向き合う形になるなんて、すごく変な感じ。
2人とも国のために力を尽くした人、ということでしょうね。
孫文は辛亥革命のリーダーで、彼がいなかったら今の共産党も無かったはず。
孫文の肖像画が年に2回設置されるようになったのは、1950年。以来毎年行われています。
これまでに南京の中山陵(孫文のお墓)、武漢の辛亥革命武昌起義記念館など、孫文に関係する場所に足を運んでいるので、またまとめてみようと思います。
まとめ
年に2回しか見られないので、観光で来るのは難しい。北京に長期滞在している特権です。
雨が降りそうな天気だったためか、思ったよりも混んでいませんでした(国慶節の方が混みそう)。
もし5月1日か10月1日に北京を訪れることがあれば、ぜひ天安門広場へ行ってみてください!